学校長より


「自ら考え 活動する 心豊かな子ども」の育成を目指して

令和7年度 小中一貫校 南アルプス市立大明小学校 校長  大久保 学

 南アルプス市旧甲西町中心部に位置する大明小学校。明治20年に「宮沢(五明)」「鮎沢」「江原」の3校を統合し「大明尋常小学校」として開校しました。今年で138回目の春を迎え、令和7年度は全校321名、20学級、教職員数37名でスタートし、日々の教育活動を行っています。

 本校は学校教育目標「自ら考え 活動する 心豊かな子ども」を掲げ、子供たちの健全育成はもとより、学力の向上及び特別支援教育の推進に力を入れています。子供たちが自分と友達の違いを理解し、お互いが尊重し認め合える人間関係の構築を目指しています。また、今年度から「課題に気づき、解決できる子ども」、「自分や友達の良さや違いに気づき、認め合う子ども」、「運動に親しみ、自分の身体や健康に関心を持つ子ども」の3本柱をめざす子供像としています。学校として子供たち姿をしっかりとイメージし、全教職員が共通認識を持ち、日々の教育実践に取り組んでいます。

 今年度からの学校運営協議会の発足を機に、今まで以上に地域との連携を深め「地域とともにある学校」への転換を図り、学校運営に地域の声を生かし、地域が一体となった特色ある学校づくりを推進していきます。小中一貫校としての取り組みも継承しつつ、さらに充実した取り組みとなるよう取り組んでいきます。

 138年の伝統と文化を継承し、新しい時代に即した学校教育を推進し、「すべては子供たちのために」を合言葉として全教職員が一丸となって子供たちに向き合っていきます。今後も地域、保護者、学校との連携を大切にし、魅力ある学校づくりに取り組んでいきます。

 

令和7年4月