「自ら考え 活動する 心豊かな子ども」の育成を目指して
令和6年度 小中一貫校 南アルプス市立大明小学校 校長 大久保 学
南アルプス市旧甲西町中心部に位置する大明小学校。明治20年に「宮沢(五明)」「鮎沢」「江原」の3校を統合し「大明尋常小学校」として開校しました。今年で137回目の春を迎え,令和6年度は全校318名,20学級,教職員数37名で日々の教育活動を行っています。
本校の教育目標は「自ら考え 活動する 心豊かな子ども」を掲げ,子どもたちのより良い成長を願っています。そして,「確かな学力,豊かな心,健やかな体」の3本柱を大切にし,地域に根差した教育に取り組んでいます。今年は特に「一人一人の個性を大事にする学校」を掲げ,互いの違いに気づき,認め支えあい切磋琢磨する子どもたちの育成を目標としています。
令和5年度から甲西中学校区の「甲西中学校」「落合小学校」「大明小学校」「南湖小学校」の3小1中の小中一貫校としてスタートしました。「ふるさと,人,学びを大切にする甲西の子」を目指す児童・生徒像として,義務教育9年間の繋がりを大切にし全教職員が共有して教育活動を展開しています。地域を愛し,自らの未来を拓くたくましく成長した子どもたちの育成を目指します。
大明小学校教育に尽力された,故深沢深敞先生の頌徳碑に刻まれている「千載不朽」の言葉を大切に,いつまでも朽ちることなく,その価値を失わず永遠に向上心を持ち続けることができる学校教育を大切にしていきたいと思っています。今後も地域,保護者,学校の連携を大切にし,子どもたちにとって「安心・安全」で「魅力ある学校」づくりを目指し,全校一丸となって取り組んでいきます。
令和6年4月