学校長より


「自ら考え 活動する 心豊かな子ども」の育成を目指して」

令和5年度 小中一貫校 南アルプス市立大明小学校 校長   三井  保

 大明小学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。 本校は1887年4月に「大明尋常小学校」として開校以来,本年まで136年の長い歴史を誇る伝統ある小学校です。甲府盆地の南西部に位置し,日本一の富士を望むことができる豊かな環境に囲まれています。 本年度は新たに51名の新入生を迎え,全校児童数は304名となりました。これまでご支援とご協力をいただいている地域の皆様や保護者の皆様に本年度もお支えいただく中で,大明小学校の子どもたちのために教育活動が行えることを心から嬉しく思うと同時に身の引き締まる思いでいっぱいです。 私たち大明小学校教職員は4月,令和5年度のスタートに当たり,「学校は子どもたちのための場所であること」「誰一人として取り残さない教育を実践すること」を確認し,強い使命感を持って子どもたちを成長させていこうと誓いました。 本年度より本校は,甲西中学校,落合小学校,南湖小学校と本校を含む四校による小中一貫校として再スタートを切りました。小中の義務教育を通し,甲西地区の子どもたちが健全に成長できるよう,九年間一貫した支援を行っていきたいと考えております。 近年,目まぐるしい術革新や世界情勢の不安定化に伴い,未来が予測困難なものになってきています。本校では学校教育目標である「自ら考え活動する心豊かな子ども」の育成の実現を目指し様々な取り組みがなされています。今後もより高いレベルで学校教育目標の実現を目指し,GIGA SCHOOL構想の有効活用や着実な授業改善を推進し,本校に通うすべての児童が,変化が激しく,予測不可能な未来に対応し,自信を持って生きる力を身に着けことができるような教育活動を展開していきたいと考えております。 人工知能の技術が進んでいくと,多くの職業がAIに占有されてしまう社会が到来するといわれています。しかし,本校職員は「どんなに技術が進歩しても,人を育てられるのは人だけである」という自負を持って,心の通った温かい教育活動を全力で推進してまいります。 感染症対策が緩和され,教育活動も少しずつ正常化されるのに伴い,開かれた学校として,学校の様子をご覧いただける機会も増えてくると思われます。大明小学校に集う子どもたちのために皆様の今まで以上のご支援・ご協力をお願いいたします。

令和5年4月